2010年3月12日金曜日

NHK:地下水は誰のものか……いろいろあろうが、一つ言えることは、既得権としてそれでメシを食うもんじゃない!

「水」でメシを食っている連中が、最近危機感を感じ始めている:
NHK 特報首都圏「地下水は誰のものか」: "コスト削減のため地下水を導入する企業や団体が急増している。ろ過技術の進歩で高品質の水が原価無料。水道局では顧客離れに苦悩している。地下水ビジネスの最前線に迫る。"
ニッポンでは昔から水はタダだった。雨が多い気象条件を考えれば、将来もタダでしかるべき。でもそれでメシを食っている連中(公務員)が増えすぎた。ニッポンの水道料金は法外に高いものとなってしまった。

「働くものに分配を」という本来の民主党の政策は、分からないこともない。「働かないで食ってきた(ノーソンなどの)既得権集団」への分配を「働いている人たち」への分配に移すというのは合理的な政策であり、おいらも大賛成だ。でも「働いている人たち」という定義には「効率的に働いている人たち」と「非効率的に働いている人たち」の区別は必要だろう。

人間はすべて自分は効率的に働いていると信じている。自分は意味のある仕事をしているのだと信じている。それはそうだろう。そんなことを他人がどうのこうの言うことは出来ないのである。政府も決めることは出来ない。だから民主党の政策は支離滅裂の大バラマキ政策となってしまった。「市場」が必要なのである。

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